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EUの原材料目標には資金とより迅速な許可が必要だとセクター責任者が語る

Nov 25, 2023

[ブリュッセル 16日 ロイター] - 欧州連合(EU)部門連合の責任者によると、欧州連合(EU)は資金調達の急速な拡大と許可の加速によって重要資材の中国や他国への依存を減らすという野心的な目標のみを達成するつもりだという。

まだ発効していないEU重要原材料法に基づき、EU圏はグリーン移行に必要な鉱物について2030年の目標を設定しており、年間需要量の10%が採掘され、15%がリサイクルされ、40%が欧州で加工される。

また、重要な原材料の 65% 以上を単一の第三国に依存すべきではありません。

この分野に関わる300社以上の企業、学者、その他の団体からなる連合を率いるEU出資グループ、EIT Rawmaterialsの最高経営責任者(CEO)ベルント・シェーファー氏は、2030年の需要は単純に満たされるものではないと述べた。

同氏は、「重要な項目の1つは、投資を加速し、採掘と許可のための資金を動員することである。これはすぐに実現する必要があり、そうすれば、これらの数字に到達するチャンスが得られるだろう」と、同氏は2016年のEIT原材料サミットの傍らで語った。ブリュッセルはEUの目標に焦点を当てた。

銅、ニッケル、レアアースなど34種類の原材料の需要が急増すると予想されている。 欧州委員会は、EUが2030年に必要とするリチウムは2020年の18倍、コバルトは5倍になると推定している。

シェーファー氏は、採掘目標10%の達成には比較的自信を持っているが、第三国(多くの場合、中国)への依存度を65%に制限することにはより懐疑的だと述べた。

同氏は、「他所から要求される35%という絶対数ははるかに高いため、これには多大な努力が必要となるだろう」と述べた。

シェーファー氏は、この取り組みはリチウム生産国チリとの通商協定の改定や、軽量電気自動車などの製品に必要な原材料の量を削減する取り組みなどの国際連携に依存すると述べた。

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